Windowsのファイル共有やSambaによる共有フォルダをマウントする手順。
マウント先の所有者とグループを指定することがマウント後のトラブルを避けるコツ。
準備
cifs-utilsをインストールする。
$ sudo apt install cifs-utils
一時的にマウント
mount -t cifs -o user=【ユーザ名】,password=【パスワード】,uid=【マウント先のUID】,gid=【マウント先のGID】 【マウントする場所】 【マウント先】
-tはファイルシステムのタイプを選択する。Windowsファイル共有の場合はcifs。
-oはオプションの指定である。cifsに対するユーザ名とパスワード、マウント先のUIDとGIDを指定する。
例えば、IPアドレスが192.168.0.1のホストがShareという共有名でフォルダを共有しており/mnt/MyShareにマウントする場合は下記のコマンドを実行。
mount -t cifs -o user=hoge,password=hoge_pass,uid=hoge,gid=hoge //192.168.0.1/Share /mnt/MyShare
起動時にマウント
/etc/fstab に下記の通り記載する。
//192.168.0.1/hoge /mnt/hoge cifs _netdev,x-systemd.automount,credentials=/home/hoge/.data_account,uid=hoge,gid=hoge 0 0
ホームディレクトrに下記のファイルを置く。
Windowsの共有フォルダやSAMBAサーバのアカウントを記入する。
username=hoge
password=hoge