クーラーをつけっぱなしにしても明け方に暑くなるメカニズム

夏になり寝るときにはエアコンを使うようになった。
電源を入れっぱなしにしているにも関わらず、明け方になると暑くて目が覚める。
やすらかシステムを使い温度と湿度を1分毎にロギングして解析してみた。

下のグラフをご覧いただきたい。
22:45頃にエアコンのスイッチをONし5:50頃にOFFしている。

いろいろと気になる点があるが、明け方になると暑くなるという点について考察すると、温度は約±1℃の範囲でコントロールされている。湿度は時間の経過と共に上昇し80%を超える。湿度のために不快と感じて目が覚めるようである。
室温が設定温度に達すると、熱交換器を冷やす必要がなくなり、結露による除湿が行われなくなるというメカニズムである。冷たい飲み物が入ったグラスを部屋に置いておくとグラスの外側に水滴が付くが、室温と同じ温度の飲み物なら乾いたままであることと同じである。
最新型の上級グレードのエアコンには、再熱除湿という機能が付いており、除湿して温度が下がった空気を再び加熱して吹き出す機能が付いてる。2009年製のエアコンを古いとは思っていなかったが、技術は進歩しているようである。

湿度が上がる要因をネット上では扉やサッシの隙間と分析されているケースが多いが本当だろうか?下のグラフをご覧いただきたい。上のグラフは就寝時(夜間)のデータであるが、こちらは昼間に誰も寝ていない時間帯のデータである。外気温は異なるものの、人間の有無が支配的とは考えられないか?除湿器で湿度を下げると明け方に目覚めることなく快適に寝れるのかもしれない。

他の部屋で寝るほど研究熱心ではないが興味深い。

エアコン:三菱電機 霧ヶ峰 MSZ-EX25E6  体感OFF 冷房モード 27度設定 2009年製
部屋:鉄筋マンション 北向き 約8畳 2名就寝

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